FA(Factory Automation)の何でも屋
自動ドアから5軸制御研磨機まで
この記事では、二光光学でFA何でも屋(!?)として働く、
ある一人の社員の歴史をざっとご紹介します!
経歴
ワタシは小さいころから、なんでもこわす(分解する)のが好きで、
めざまし時計からテレビまで、とにかく壊しました。
当時の白黒テレビというと、中には真空管なるガラスのキノコがにょきにょき生えてました。 環境問題など全く考えてもみなかった70年代、真空管を割ってあそぶのがとてもおもしろかったのです。
テレビの部品で小学生のワタシにも機能・使い方がわかるモノがひとつだけありました。 それは“スピーカー”。これを自転車に取り付けてキャンディーズを響かせながら走り回ったのをおぼえています。
もっと小さいころには、ゼンマイのジリジリ鳴るめざまし時計を分解して、軸付の歯車をコマにして遊んでいました。
ウチにある唯一の目覚まし時計をこわしてしまい、父親にひどく怒られた思い出があります。
いろいろなコマ(歯車)で遊んでいるうち、特に良く回るコマを見つけ宝物にしました。
良く回るはずで、それはテンプ※1でした。
※1 テンプ 時計の中心部品、この回転精度が時計の正確さを決める。
機械への好奇心
とにかく、中身への好奇心から壊す。 おもしろそうなモノがあったらとりあえずとっておく。このクセはいまだに直ってません。
# 多少、理性は働くようになりましたが。。
今日のワタシ
今日のワタシの基礎は、最初に働いた、某部品メーカーの現場メンテナンス作業4年半のおかげだと感謝しています。
また、セットメーカーでは、業種のせいかマニアックな上司・同僚に恵まれて、やりたいことをやらせてもらい、簡易なロボット制御をおぼえました。
縁あって今の二光光学に転職しましたが、そんなこんなの経験から、いつの間にかメカ・電装・制御がひとりでできる
何でも屋になってしまいました。
設計から溶接、機械加工、組立、電気配線、プログラム、はては蛍光灯の交換まで。
1社に一人、いたらとっても重宝しますよ。
【略歴】
- 川と山をフィールドにモノをこわしながらのびのび育つ。
- 山の中から、限りなく女子高に近い普通科の高校に進学。
- 就職するのがイヤという非常に消極的な理由から工学部(機械)に進学。
女子高状態から男だけ150人という環境にカルチャーショック。 - ツーリングに明け暮れたわりには優秀な成績で卒業し某電子部品メーカーに就職。
役員面接の印象が悪かったのか、現場のメンテを4年半。
当時テロが頻発した某国に海外赴任の話がでたのをキッカケに退社。 - 某マニアックなセットメーカーに転職。(片道60kmを通勤)
- 縁あってこの会社に転職。
- 現在、妻1人・子供3人・犬1匹・カメ1匹扶養の普通の40歳